琳派400年記念祭「PANTHEON-神々の饗宴-」@京都府立植物園 プロジェクト概要発表
琳派400年記念祭
ヤノベケンジ×増田セバスチャン×髙橋匡太
「PANTHEON-神々の饗宴-」@京都府立植物園 観覧温室前「鏡 池」
夏から秋にかけて植物がひときわ美しい季節に、
400年の時空を超えて、琳派(RINPA)の神々である「風神」「雷神」、そして
「フローラ(花の女神)」が京都府立植物園の睡蓮の花咲く「鏡池」に降臨します。
「琳派の美学」をそれぞれの方法で継承し、世界的に注目される3人のアーティスト、ヤノベケンジ(形)、増田セバスチャン(色)、高橋匡太(光)が集い、本プロジェクトのヴィジョンを語ります!
プロジェクト概要発表記者会見
●日 時:5月26日(火) 13:30~14:30(受付:13時~)
※10分前迄に植物園会館1F展示室まで御参集ください。
●会 場:京都府立植物園(京都市左京区下鴨半木町)TEL 075-701-0141
植物園会館2F多目的室
●内 容: 琳派400年とモダンアートプロジェクトについて(事務局)
アーティストからのメッセージ(ヤノベ・増田・高橋)
質疑応答
フォトセッション(「雷神」をバックに)
●展覧日程:序 章「雷神-黒い太陽」 5月26日(火)記者会見~
第1章「フローラ降臨」 7月25日(土)~
第2章「風神の塔」 8月中旬~
最終章「New Generation Plant」(増田セバスチャン)9月中旬~
髙橋匡太によるライトアップ饗宴 ※仲秋9月27日(日)~10月11日(日) 夕刻
琳派400年を記念する本展では、京都府立植物園の温室前「鏡池」に、神々をモチーフに した3体の巨大彫刻作品(雷神・風神・花の女神フローラ)が次々と降り立ちます。
その神話的インスタレーションは、ヤノベケンジ(現代美術作家)、増田セバスチャン(アー トディレクター)、髙橋匡太(ライトアップ・アーティスト)という豪華な面々によるコラボレー ションによって壮大な物語として演出されます。
また本展は、『風神雷神図』を象徴として受け継がれてきた琳派の起源に遡ります。琳派 の創始者の一人、俵屋宗達の『風神雷神図』は、慶派、円派、院派が活躍した日本仏像史 における黄金期に作られた三十三間堂の風神・雷神像からも影響を受けたとされています。
そして、400年の時を超えて、2次元の絵画(屏風)から、ヤノベ(形)、増田(色)、髙橋(光) らの手によって、新たな風神・雷神や神々が再び 3 次元の世界に降臨するのです。それ は園内に創建 1300年以上の上賀茂神社の末社があるパンテオンに相応しく、琳派の美学 を継承すると同時に、流派や時空を超えたクリエイターと神々の饗宴となるでしょう。